300mm単焦点(サンヨン)の比較(Nikkor vs EF Lレンズ)

サンヨン2本のレンズ性能を比較しました。

●撮影条件
・ボディ EOS 5D
・EF300mm F4L USMはAF。NikkorED 300mm F4Dは、マウントアダプターを使用しMFにて撮影。
・等倍にトリミング。

以下同条件
・天候:曇り
・プロテクター(無し)
・三脚使用(ジッツオ2型の脚を伸ばさず固定)
・Jpeg L fine で撮影したものを、Photoshopにて等倍切り出し後、圧縮値85でJpeg保存。
・被写体:電柱照明に張り付いてる文字。

 
EOS 5D + EF300mm F4L USM
EOS 5D + Ai AF-S Nikkor ED 300mm F4D
f4.0  
f4.5    
f5.0    
f5.6  
f6.3    
f7.1    
f8.0  
f11  

●考察
あくまで、私の個体での検証だが、結果からは、“恐るべしニッコール 300mm F4の実力!”といったところ。 シャープさでは、Nikkorのf4 = EFのf6.3 に見えます。

EFのサンヨンは、IS付きよりIS無しの方が解像度が高いと言われているもので、開放から十分に解像している。しかし、エッジのシャープさはニコンの開放に比べると明らかに劣り、加えて紫色の偽色が発生している。EFは条件を変えて100枚以上撮影し、ピンズレも疑い、MFでも試しましたがたが全く改善されず、一方Nikkorは計8枚の撮影で、上記がそのうちの4枚。

しかも、 EFは晴れの日に再度撮影するとさらに悲惨な結果に。晴れの日に撮影したカットがこちら。


EOS5D + EF300mm F4L USM f4.0 天候:晴

実質、f6.3以上じゃないと満足できない。修理に出そうかな・・。

Nikkorの描写を見てしまうと、EFの開放での描写にはかなり不満があります。5Dや30Dのボディーの高感度耐性が優れていますから、望遠域でのキヤノンの優位性が揺るぐものでは無いですが・・。開放が使えないとボケ量が変わってしまいます。

どちらが良いかの判断は、“使う人次第”という当たり前の結論だが、レンズそのものは少なくとも私の個体ではニコン優位に見える。

追記:メーカーサイトのMTF曲線を見れば上記の結果も頷けるわけで、ニコンなら開放からカリカリ、キャノンなら開放はフンワリ、絞ればカリカリという事なのでしょう。
キヤノンは、IS付でもIS無しでも性能はあまり変わらないみたいですが、こちらも比べないと判らないです。